お祝いごとのMUSTアイテムといえば「ケーキ」。
手作りしてあげたい…と思いつつ、時間も手間もかかるし、難易度も高くて失敗が心配…というママも多いはず。
そこでオススメなのが、「手作りダミーケーキ」です♪
「ダミー」というくらいなので実際に食べることはできませんが、手軽に作れて撮影を華やかにしてくれるので、「おうち写真館」での撮影を考えていらっしゃるママには魅力的なアイテムなはず^^
しかも、今回は、ダミーケーキならではの楽しいデコレーションもご提案しちゃいます♪
実際に撮影でも使ってみましたが、大活躍!見た目も扱いやすさも抜群です◎
それでは、詳しい作り方をご紹介しますね^^
ベースのケーキの作り方
材料
・ ふわっと軽いねんど
・ 円柱形のプレゼントボックス
・ 木工用接着剤
上記の材料は、すべてダイソーで購入しました。
土台にするボックスにはフタがついていますが、今回は形のバランスという面で、フタなしで使います。
(蓋付きのバランスの方がお好みの場合は、フタを接着剤で接着した状態で土台として使用してください。)
ちなみに、ボックスは3種類の大きさがあります。お好みのサイズを選んでくださいね♪
(大きさはすべて目安、フタを除いた本体のみのサイズ)
・ 大 直径14cm×高さ9.5cm
・ 中 直径12.5cm×高さ7.7cm
・ 小 直径11cm×高さ6cm
作り方
1.粘土を下塗りする
ボックスに木工用接着剤を塗りながら、軽くこねた粘土を薄く広げて、表面全体を覆っていきます。(接着剤がないと、粘土からボックスが浮いてしまい、外れてしまいます。)
接着剤は薄めでOK。(あまり多いと、粘土の表面まで浸透したりはみ出たりして、手がベタべタになります。)
粘土を手のひらで薄く広げて、接着剤を塗った面を覆っていきます。粘土をボックスに押し付けるように広げながら、下に塗った接着剤も広げていくイメージにすると、ボックスと粘土の密着感も増します。
側面と上面の継ぎ目は、指で慣らしてつなげておきます。この段階では、箱全体がおおむね薄く覆われていればOKなので、デコボコなどはまったく問題ありません!
この後、接着剤と粘土がだいたい乾燥するまで、1日ほど待ちましょう。
2.粘土を本塗りする
下塗りした粘土の上に、さらに粘土を塗り重ねていきます。
粘土に見立てたクリームがキレイにフラットに塗られた質感を目指すのは非常に難易度が高いので、今回はあえて凹凸をつけて仕上げていきます。すこし親指を押し付けながら、ランダムに跡を残していきましょう。あまり細かく跡をつけるよりも、すこしゆったりした間隔の方が、オシャレに見えます。
なお、これでケーキ全体のフォルムが決まるので、たまに少し目線を離して全体像を確認しながら、粘土の厚みが均一になっているか確認するのもお忘れなく!
3.デコレーションする
本塗りした粘土が乾く前にデコレーションを行います。
これからご紹介する【アイディアⅠ~Ⅲ】を参考に、お好みでかわいく仕上げていきましょう♪
なお、詳しい方法は以下でご紹介していきますが、デコレーションの時にあると便利な道具として、
・千枚通し(100均で購入可)
・グル―ガン
などがあります。必要に応じて準備してみてください。
【アイディアⅠ】色画用紙で雰囲気自由自在♪ 簡単かわいいピックアレンジ
とても簡単で基本的なデコレーションがこのピックアレンジ。
ピックの色や形によって雰囲気を自由に変えられます。材料が手に入りやすいので、思い立ったらすぐ準備できるのも魅力です♪
今回ご紹介する元気なカラーの丸いピックで仕上げると、ポップなイメージに。(土台のボックスは「大&小」を使用)
おうち写真館「botanical」などにもピッタリな雰囲気♪
ちなみに、二段ケーキにするときは、上下段のベースケーキの本塗りまで行ってから木工用ボンドで接着して、粘土と接着剤を乾燥させます。
さらに…
ピックを星の形に変えて、ゴールド×シルバーを基調にすると、ガラリとイメージが変わります。(土台のボックスは「中」を使用)
今回撮影したおうち写真館「Fantasy」の他、「wish」「moon&star」などにもマッチしますよ!
材料
・ 色画用紙
・ 竹ひご(竹串でも可能)
・ アルファベットシール
アルファベットシールはFlying Tiger、その他はダイソーで購入しました。
アルファベットシールはスポンジのような素材で、少し厚みがあるタイプのものを利用しています。
ピックは作りはじめると、想像よりは時間がかかることが多いので、いざ使う時にピックを作り始めると手間取ります。
ベースケーキの手順1のあと、下塗りが乾くまでの待ち時間などを利用して事前に準備しておきましょう。
デコレーション方法
1.色画用紙をカット
好みの色、形で色画用紙をカットします。
今回はちょっとポップなドットをイメージして円形にします。
円形にカットするには、「コンパスカッター」を使うと便利です♪(ダイソーで購入)
もちろん、ハサミでカットしてもOK。その場合1枚ずつカットするのは大変なので、効率的に作業したい方はこちらの記事の「ひし形ガーランドの作り方」の手順①のカット方法を参考になさってみてください♪
2.竹ひごを留める
1でカットした色画用紙の裏面に、竹ひごをテープで留めます。
裏表どちらもかわいく仕上げたい場合には、テープで留めた後、もう1枚の色画用紙を裏側から接着してください。
なお、アルファベットのピックはテープで固定するには面積が狭すぎるので、裏面に竹ひごをあてて、接着剤やグル―ガンで止めます。
3.ケーキの上面にバランスを見ながら挿していく
本塗りしたばかりのケーキの上面に、ピックを挿していきます。
この時、挿したい位置が決まったら、千枚通し(100均で購入)や目打ちなどで、土台のボックスまで貫通させながら穴をあけていきます。
竹ひごが通ればOKなので、穴は大きくし過ぎないのがコツ。また、もし穴の位置を替えたいときは、粘土でいらない穴を上から埋めてしまえばOKです。
これだけである程度固定されますが、グラつくならピックの根元を粘土で埋めてみましょう。より確実に抜けないようにしたい場合は接着剤で固定します。
【アイディアⅡ】動物フィギュアでキュートに♪
お誕生日プレゼントをデコレーションに使うのもオススメ♪
こちらは、動物フィギュアを並べたデコレーション。
フィギュアは簡単に取り外せるので、実際に遊ぶこともできます。
こちらも、おうち写真館「botanical」や「memories」「moment」にピッタリ♪
材料
・ 動物フィギュア
・ イチゴ(消しゴム)
・ アルファベットシール
・ モスリース
・ グリーン(フェイク)
動物フィギュアは、ドイツの「シュライヒ」や、フランスの「PAPO」のものがオススメ。動物一つ一つがかわいい表情ながらもとてもリアルで、お子さんのお人形遊びやインテリアとして大活躍♪今回はクマさんが「PAPO」、それ以外は「シュライヒ」です。
どちらのメーカーも恐竜フィギュアなどもありますから、男の子のケーキとしてもアレンジ可能です。
デコレーション方法
1.動物フィギュアの配置を決める
ケーキの上面で動物フィギュアの配置を決めたら、本塗りが完了し乾かす前のベースケーキの上面に実際に動物を乗せていきます。
この時、少し力を入れて動物をギュッと押し付け、動物の足跡を付けましょう。その後一度フィギュアを外し、再度足跡に軽くハメます。こうすることで、ケーキを持ち運んでもある程度動物が固定されて簡単には倒れません。なおかつ、動物は簡単に取り外せるので、その後はおもちゃとして遊べるんです♪
もしフィギュアに粘土カスがついてしまった場合は、ウェットティッシュや水で簡単に落ちますよ。
2.周囲のデコレーションを行う
今回は動物の周りにグリーンなどをプラスしました。
アーチは、セリアで販売しているモスリースを半円状にカットして使いました。
その他、取り外せなくてもいいアイテムは木工用接着剤でベースケーキに直接固定してしまいます。
側面のグリーンは、グリーンの這わせ方を決めたらケーキに何カ所かグル―ガンでグルーを付けて、そこにグリーンを埋め込むようにして点々と固定していきます。
ピック状のものをプラスしたいときは、【アイディアⅠ】の手順3を参考に固定していきましょう。
【アイディアⅢ】ミニカーもオシャレ♪
男の子に大人気のミニカーもデコレーションに使えます!
デコレーションするものを、動物からミニカーにかえるだけてぐっと雰囲気が変わりますね^^
もちろん、こちらも取り外して遊べますよ♪
おうち写真館なら、「moon&star」「cat stripe」の他、「momnet」「sunshine mint」「sky」と組み合わせてもおしゃれで楽しい雰囲気に…♪
材料
・ ミニカー
・ 標識
・ 色画用紙
・ アルファベットシール
・ 竹ひご
ミニカーと標識は、ドイツの「SIKU」社のものを使いました。ボーネルンド店舗&オンラインショップや、Amazonなどで購入可能です。
プルバックのような機能はありませんが、ドアが開くなどの仕掛けはあり、デザイン性が高い乗り物が豊富にそろっています。
デコレーション方法
1.ピックを用意する
今回はダイソーの色画用紙をフリーハンドでカットしました。2色の吹き出しを重ね合わせてのりで接着後、アルファベットシールを直接貼り付けます。最後に、裏側に竹ひごをテープで固定しました。
2.アイテムを配置する
【アイディアⅡ】手順1と同様、取り外し可能にしたいアイテムは本塗り直後のケーキにギュッと押し付けてくぼみをつけておきます。
ミニカーのタイヤに粘土が入り込みやすいので、一度外して、ウェットティッシュなどでふき取っておきましょう。
ピックは、【アイディアⅠ】手順3と同様、千枚通しでボックスに穴をあけながら挿していきます。
なんと、ケーキスタンドもDIY♪
ちなみに…この撮影で使っているケーキスタンドも、なんとDIYしたものなんです♪
今回使ったのは、Awesome Storeやoff&onで販売されているプラスチック製の使い捨てプレートと、Flying Tigerの「デザートカップ」。
これをプラスチック用の接着剤でペタリと貼り付けただけ!
軽くくて割れない素材なので小さなお子さんにも持ちやすくてオススメです♪(モデル:1歳11カ月)
この写真のようにスタンドを持たせたい場合には、ケーキが滑らないようにテープ等でプレートとケーキを固定するのも忘れずに…。
市販のケーキスタンドは意外と保管に場所を取りますが、このスタンドはもともと使い捨て用の食器を使っているので、ケーキの撮影やリアルケーキの切り分けが終わったらそのまま処分して、次のお祝いにまたスタンドを作れば収納の心配もありませんよ^^
触られても落ちても安心のダミーケーキ。時間があるときに前もって準備しておけるのも嬉しいですね☆
おうち写真館との相性も抜群です◎
ぜひお試しください^^