ご好評につき第２弾！ＰＣ不要♪スマホアプリで作れる＜バースデーパネル＞

以前、アイディアノートにてご紹介した記事「PC不要！スマホアプリで作れる♪オリジナルバースデーパネル」が大好評！
「やればやるほどハマっちゃう…」「早速作ってみました！」などなど、嬉しいお声をたくさんいただいています＾＾

そこで。
今回は先日の記事の続編として、実際に作るときのコツやさらなるアイディアを、新たなデザインバリエーションと共にご紹介していきます。
もちろん今回も、ＰＣは不要。スマホアプリだけで作れます＾＾
既にハマっている方、これからチャレンジする予定の方、要チェックですよ♪

＊先日の記事はこちらから…。
PC不要！スマホアプリで作れる♪オリジナルバースデーパネル
（作り方の基本的なポイントや、アプリ「Phonto」の操作方法などがご覧いただけます。）

【１】デザインに自信がなくても大丈夫！文字だけのシンプルバージョン

「デザインなんて自信ない…」と腰が引けているなら、ぜひ挑戦してほしいのがこちら。
「文字列」と「数字」の２パーツのみで、ここまでかわいく、インパクトのあるビジュアルに仕上がります＾＾

Ｐｏｉｎｔ１　フォント選び
フォントは太め×１文字あたりの文字幅があり、デザイン性の高いものをセレクト。
筆記体や１文字あたりの幅が細いものは難易度が高いので避けましょう。
（今回の使用フォント：Abril Fatface)

Ｐｏｉｎｔ２　レイアウト
数字と文字列を重ねて配置することで、立体感が増し、一気にプロっぽい仕上がりに。
隅っこに配置しすぎると見切れるので、周囲に余白を残すのを忘れずに。

Ｐｏｉｎｔ３　カラー
数字よりも文字列を濃い色に。
文字同士を重ねるので、パステル調や透明感のある色同士だとまとまりやすくなります。
グラデーションカラーを使用する場合、色味が近すぎると読みにくくなるので注意してください。

Ｐｏｉｎｔ４　行間調整
「Ｈａｐｐｙ～」の文字列は、行間を調整して全体のバランスを整えましょう。

【２】フォントはたった１種類！秋冬にピッタリのゴールド版捺し風　

なんとこちらの文字部分、１種類のフォントのみで仕上げました。
フォント選びや文字の強弱、色選びで、高級感のある雰囲気が作り出せます♪

Ｐｏｉｎｔ１　フォント
高級感や秋冬感を出しやすいフォントは筆記体。
カリグラフィーのように、書きはじめや書き終わりに動きのあるフォントを選ぶと、余白が多くても単調になるのを避けられます。
（今回の使用フォント：Great Vibes)

Ｐｏｉｎｔ２　カラー
今回は高級感×雪が降るクリスマスのようなイメージに仕上げたかったので、「ゴールド」に近いカラーを選びました。
（カラーは、Phonto内の既存の色から選択しています）

Ｐｏｉｎｔ３　文字の大きさ
文字に思い切って強弱をつけることで、絵画のような仕上がりに。
目立たせたい要素（今回は名前と年齢）を意識してメリハリをつけましょう。

Ｐｏｉｎｔ４　アイテム（絵柄）の大きさ
文字の周りの余白に散りばめたアイテムは、少しずつ大きさを替えるだけで動きと立体感が出ます。
今回は雪が舞うイメージで、アイテムをセレクトしました。

【３】色合わせのヒントは身近なところに…。トリコロールガーランド風

こちらは一転、ビビッドな色合わせで元気いっぱいの仕上がりに。パーティーデコレーションをイメージして作ってみました。
原色の組み合わせや、カラフルな色合わせの時は、作り込むうちに何がいいのかわからない迷子状態になりがち。
少しポイントを押さえると、ぐんとまとまりやすくなりますよ。

Ｐｏｉｎｔ１　カラーコーディネイト
色合わせに悩む時は、手元にあるアイテムをチェック（例：洋服やインテリア、雑誌のページなど）。作りたいものに近いイメージがあれば、そのアイテムを構成している色の中からピックアップしてみましょう。
今回の「赤×青」は、「原色同士の組み合わせ」と考えるとなかなか手が出ませんが、「トリコロール」と考えれば、作り始める前からその雰囲気や仕上がりイメージも付きやすいですよね。

Ｐｏｉｎｔ２　フォント
フォントは太めでシンプルなものが◎。
色が元気な分、フォントで遊び過ぎてしまうと、ガチャガチャうるさくなりがちです。また、華奢な線で構成された文字だと色のイメージに合いません。
（今回の使用フォント：Avenir Next Heavy)

Ｐｏｉｎｔ３　バランスを崩すアイテム
あえてバランスをくずすアイテムを入れてみると、一段上の仕上がりに。
今回はオーナメントに見立てた「５」がそれにあたります。ガーランドが連なるだけだと、動きはあっても画面のインパクトに欠けますが、斜めに動くガーランドの中に、垂直に吊り下がる「５」がアクセントになり画面がしまります。文字も、「赤」「青」だけより、「白（＝５）」が入ることで、トリコロール感が増しますね。

【４】簡単なのに抜群にかわいい♪バースデーケーキ風

文字をケーキに見立てたこちらは、注目を集めること間違いなし！
お誕生日が終わっても、ずっと眺めていたいかわいいデザインですよね♪

Ｐｏｉｎｔ１　フォント
フォントは太め×デザインが入っているもの×１文字の幅があるものがオススメ。
文字でケーキの土台を作り上げていくので、文字の面積が広い方が、パッと見たときにケーキに見えやすくなります。
（今回の使用フォント：RIBBON、Limelight、Avenir Next Heavy)

Ｐｏｉｎｔ２　文字数
下の段ほど文字数を多くすると、ケーキに見えやすくなります。
名前の長さなどによって、うまく文字列が組みにくい場合には、「1st / Birthday / Shotaro 」など、組合せを変えてみてください。
また、文字間の間隔を調整して文字列の幅を変えるのも一つの方法です。

Ｐｏｉｎｔ３　キャンドル
このポスターでは、キャンドルの本数で年齢を表現してみました。
また、Ｐｈｏｎｔｏには炎の形となるしずく型が用意されていないため、ハートを上下反転させて、幅を細くして使用しています。
デフォルトのアイテムも、工夫一つで全く違った形に活用できますよ。

【５】親子で合作！手形足形フレーム

最近は、お子さんの手形にイラストなどを描き加えて動物などに見立てる、「手形アート」が流行っていますが、仕上げるまでには意外と時間と手間がかかるもの。しかも、絵心に自信がない人には、一層ハードルが高いですよね。
そんな方はこのポスターのように、手形足型用のフレームをアプリで制作してみてください。成長の一瞬を素敵な形に残せて、しかも簡単。オススメです。

Ｐｏｉｎｔ１　フォント・飾り罫
このデザインの主役は、「手形足形」。
文字や飾り罫は、引き立て役となるよう、華やさはありつつも、線は細めのものがオススメです。
（今回の使用フォント：Lavanderia Sturdy)

Ｐｏｉｎｔ２　カラー
文字は黒～濃いめのグレーで画面を引き締めつつ、引き立て役に徹します。
手形をとるときのインク（絵の具）に近しい色でポイントとなるアイテムを配置（今回は上部のクラウン型）すると、全体が寂しくならず、統一感が出ます。

Ｐｏｉｎｔ３　アレンジ
日付が入っているところは名前に変更したり、「Kaho ・3years old」など名前と年齢を合わせても◎です。

実際に手形を捺すと、こんな感じの仕上がりに…。
子どもの手形足形をキレイにとるために失敗はつきもの。台紙となるこのポスターは多めに印刷して準備しておいてくださいね＾＾

【６】こだわり派ならこんな方法も…。他のアプリでフレーム作成

ここまではPhontoだけで作ってきましたが、アイテムの絵柄の種類や飾り罫の雰囲気に偏りがあるため、思い通りのものが作りにくいことも。
そんな時は、別のアプリとの合作！という手もあります。
今回は一例として、サンプルを元にその手順をご紹介しますね。

① 　Ｐｈｏｎｔｏで、プレーン（無地）の背景を保存。
（やり方は、第一弾の記事の手順「①」を参照　・・・　前回記事はこちら）

今回②で使用するアプリは写真加工用のため、Ｐｈｏｎｔｏのようにアプリ内でプレーン画像を呼び出すことができません。そのため、スマホの写真一覧（iPhoneならカメラロール）に、プレーン画像を追加しておく、というのがこのプロセスの意味です。
もし②で使うご自身お気に入りのアプリ内にプレーン画像が用意されている場合には、この①のステップは不要です。

②　別の写真加工アプリで、プレーン画像にフレーム部分を作成し、画像を保存。

使いたいアイテムデザインのある別アプリ（今回は、whitagramを使用）でフレームを作成します。
加工対象の画像を選択するときに①のプレーン画像をセレクトし、花のスタンプを６つ連ねてフレームに見立てました。